記事一覧試験対策・勉強法
総合内科専門医試験の勉強はいつから始める?
時期別にやるべきこと
総合内科専門医試験の勉強をいつから始めるかは、受験を意識した医師が最初に迷う点です。 この記事では、合格体験記に共通して見られる傾向をもとに、6か月前・4か月前・3か月前・2か月前・1か月前・直前2週間、それぞれの時期にやるべきことを、総合内科専門医の視点で整理します。「自分は今どの タイミングにいるか」から逆算して読んでください。
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総合内科専門医試験の勉強をいつから始めるかは、受験を意識した医師が最初に迷う点です。 この記事では、合格体験記に共通して見られる傾向をもとに、6か月前・4か月前・3か月前・2か月前・1か月前・直前2週間、それぞれの時期にやるべきことを、総合内科専門医の視点で整理します。「自分は今どの タイミングにいるか」から逆算して読んでください。
最も安全なのは4〜6か月前からの開始です。毎日勉強できる環境が作れるなら、3か月前開始でも間に合います。
正直なところ、「何か月前から」という区切りより、平日・週末にどれだけ勉強時間を確保 できるかのほうが結果を左右します。忙しい医師ほど、月数を気にするよりも、コツコツ 積み上げられる仕組みを早めに作るほうが効きます。短期間の勉強で合格した例も確かに ありますが、そうした人の多くは、もともと日頃の臨床で複数の内科分野に触れていた、 研修医への講義を担当するなど専門外領域の下地が豊富だった、まとまった勉強時間を 確保しやすい環境だった、など背景に恵まれているケースが目立ちます。「1か月で受かった」 という体験談を鵜呑みにせず、自分の背景(専門外領域の知識量・確保できる時間)に応じて 開始時期を早めに見積もる方が安全です。
時間に余裕があるこの時期は、全体像を簡単に把握し、自分なりの勉強プランを立てるのに向いています。
まだ本腰を入れる段階ではありませんが、何もしなくていい時期でもありません。この時期は時間の余裕を活かして、参考書を複数使ってみる、ノートを作りながら勉強するなど、後の時期にはやりにくいやり方を試しても大丈夫です。公式の過去問題集・セルフトレーニング問題・問題集・参考書のうち何を使うかをこの時期に決めておくと、あとで教材選びに時間を取られずに済みます。
あわせて、全領域をざっと解いてみて、自分の専門外でどの分野が特に弱いか(感染症、血液、神経、膠原病、腎臓、内分泌など)を把握しておくと、後の期間の配分がしやすくなります。時間をかけられる分、高得点を狙いにいける時期でもあります。
4か月前はギリギリではなく、十分間に合う時期です。毎日少しずつ問題を解いて、全体像と苦手分野の把握を進めます。
大切なのは「あと4か月ある」という期間の長さより、自分が確保できる総勉強時間で考えることです。たとえば200時間が目安なら、1日2時間なら約100日、1日4時間なら約50日という計算になります。
この時期は、公式の過去問題集を軽く解いて出題の雰囲気をつかみながら、問題集やセルフトレーニングで全領域を1周し始めるのが現実的です。参考書は通読ではなく、問題で分からなかった箇所を確認する辞書として使います。
3か月前からは、毎日机に向かう習慣に切り替われば十分です。ここで1周目が終わっていなくても焦る必要はありません。
3か月前の時点ではまだ問題集の1周目で、専門外の知識も心もとなく、「これで受かるのか」と不安を感じることもあると思います。それでも、2周目に入り、間違えた問題を復習し、過去問に触れ始めると、見える景色が変わってきます。
つまり3か月前の時点で完成している必要はなく、「まだ弱い」状態から本番までに伸ばしていく前提で考えて構いません。
遅くともこの時期までには全体像を把握し、苦手分野がどこかを必ず把握しておきます。
苦手分野が多ければ多いほど、ここからの追い込みは大変になりますが、その分やる価値も高い時期です。新しい教材を広げるのではなく、今ある教材を絞って繰り返すフェーズに入ります。主教材を1〜2つに決め、公式の過去問題集、直近の出題傾向、苦手分野の復習に的を絞ります。
一通り終わっている場合は復習と苦手分野の追い込みに専念します。ここから新しく問題集を追加するのは悪手です。
もしこの時点で一通りの範囲が終わっているなら、新しい教材は増やさず、復習と苦手分野の追い込みだけに時間を使います。逆に、もし1か月前の時点からのスタートになってしまった場合は、公式の過去問題集を1周、問題集は苦手分野のみ1周を目指すのが現実的な落としどころです。この場合、得意分野の問題演習は諦めた方がよく、限られた時間を苦手分野に集中させます。
ちなみに1か月前からでも合格できる人がいるのは、日頃の臨床で複数の内科分野に精通していた、研修医への講義を日常的にしていたなど、もともとの基礎知識が豊富な場合です。目安としては、公式の過去問を1周解いて悩まず8割以上取れるようであれば、1か月からでも十分間に合います。そうでない場合は、この時期からの詰め込みにはリスクがあります。
直前2週間は、知識を広げる時期ではなく、これまで間違えた問題を仕上げる時期です。
この時期に新しい教材を追加すると、消化しきれないまま本番を迎えるリスクが高まります。今まで解いてきた問題・間違えたテーマ・スコアや診断基準・禁忌・ガイドライン改訂点の最終確認に絞ります。
不安から手を広げたくなる時期ですが、ここでの上乗せは「知らなかった新しい論点」より「知っていたのに間違えた論点」を潰すほうが得点に直結します。
直前期に具体的に何をやるか(間違えた問題の仕上げ・頻出論点の取りこぼし防止・当日の進め方)は、別記事「直前期は何をやる?残り時間の使い方」で掘り下げています。
合否を分けるのは「何か月前から始めたか」ではなく、「苦手分野をどれだけ早く把握 できたか」と「毎日どれだけ演習を積めたか」の2つです。NaikaQuestは、この2つをどちらも 自動で回してくれます。苦手分野の把握は、6か月前でも2か月前でも欠かせない作業ですが、 自分の解答結果を振り返って「どの分野が弱いか」を手作業で分析するのは、忙しい医師に とって地味に負担の大きい作業です。NaikaQuestは分野別に解答結果を記録するため、今の 自分がどの分野で間違えやすいかが自然と可視化されます。
もう一つの「毎日の演習量」についても、忙しい医師ほど時間ではなく問題数で管理した ほうが続けやすいという話をしましたが、NaikaQuestはスマホから1日3問(無料プラン) からすぐに始められ、スキマ時間に開いて、苦手分野を選んで、間違えた論点に別角度の 問題で戻ってこられます。6か月前からコツコツ積み上げたい人にも、2か月前で苦手分野を 集中的に潰したい人にも、同じ仕組みで対応できます。
既存の過去問題集やセルフトレーニング問題を置き換えるものではなく、それらで学んだ 知識を、AIが作るオリジナルの5択症例問題で反復して身につけるための補助ツールです。 何から始めるか・教材の組み合わせ方は別記事「総合内科専門医試験の勉強法は何から始める?」で整理しています。
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最も安全なのは4〜6か月前からの開始です。毎日勉強できる環境を作れるなら、3か月前開始でも間に合います。何か月前からという区切りより、平日・週末に確保できる勉強量のほうが結果を左右するため、忙しい人ほど早めにコツコツ積み上げる仕組みを作るのがおすすめです。
間に合う例はありますが、遅くともこの時期までに全体像と苦手分野を把握し、新しい教材を広げるのではなく今ある教材を絞って繰り返すことが前提になります。苦手分野が多いほど追い込みは大変になりますが、その分やる価値も高い時期です。
一通り範囲が終わっている場合は復習と苦手分野の追い込みで間に合います。この時点からのスタートになる場合は、公式の過去問題集を1周、苦手分野のみ問題集を1周に絞り、得意分野は諦めるのが現実的です。目安として、公式の過去問を1周解いて悩まず8割以上取れるなら1か月からでも十分間に合いますが、そうでない場合はこの時期からの詰め込みにはリスクがあります。
おすすめしません。直前2週間は知識を広げるより、これまで間違えた問題や診断基準・禁忌の最終確認に時間を使うほうが得点に直結します。
専門外分野を早い時期から着手するのがおすすめです。専門外分野は知識のアップデートに時間がかかりやすく、後回しにすると直前期にしわ寄せが来やすいためです。
「毎日何時間」よりも「毎日何問」で管理するとペースをつかみやすくなります。時間は業務の忙しさで変動しやすい一方、問題数は積み上げが見えやすく、続けやすい基準になります。
この記事を書いた人

総合内科専門医
総合内科専門医・循環器専門医として、二次救急、三次救急など急性期病院で救急診療・入院治療などを10年以上従事しています。NaikaQuestでは、内科専門医試験・総合内科専門医試験の対策を、単なる暗記ではなく「同じ論点を角度を変えて解ける力」に変えることを目指し、問題演習サービスを開発・運営しています。
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