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内科専門医試験・総合内科専門医試験の直前期は何をやる?
残り時間の使い方
内科専門医試験・総合内科専門医試験の直前期になると、「残り時間で何をやれば一番効くのか」で迷う医師は多いと思います。「新しい教材を増やさない」はよく言われますが、では具体的に何をやるのか。この記事では、直前期(おおむね残り1か月〜2週間)の残り時間の使い方を、間違えた問題の仕上げ・頻出論点の取りこぼし防止・当日の進め方まで、総合内科専門医の視点で具体的に整理します。
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内科専門医試験・総合内科専門医試験の直前期になると、「残り時間で何をやれば一番効くのか」で迷う医師は多いと思います。「新しい教材を増やさない」はよく言われますが、では具体的に何をやるのか。この記事では、直前期(おおむね残り1か月〜2週間)の残り時間の使い方を、間違えた問題の仕上げ・頻出論点の取りこぼし防止・当日の進め方まで、総合内科専門医の視点で具体的に整理します。
直前期とは、新しい知識を広げる段階を終え、これまで積み上げた知識を「取りこぼさない形」に仕上げる時期のことです。おおむね試験まで残り1か月〜2週間を指します。
直前期の勉強は、それまでとは役割が変わります。数か月前は「知らない分野を減らす」時期でしたが、直前期は「知っているのに落とす問題をなくす」時期です。この切り替えができないまま、直前まで新しい教材を広げ続けると、消化不良のまま本番を迎えるリスクが高まります。残り時間が限られているからこそ、やることを絞る判断が点数に直結します。
増やさないのが基本です。直前期は知識を広げるより、これまで解いた問題のうち間違えたものを確実に取れるようにするほうが、得点に直結します。
この点は勉強法の記事でも触れていますが、直前期に最も価値があるのは「新しい教材」ではなく「これまで間違えた問題」です。不安から新しい問題集や参考書を買い足したくなりますが、直前期に手を広げると、どれも中途半端なまま本番を迎えがちです。残り時間は、新しい論点を1つ知ることより、「知っていたのに間違えた論点」を1つ潰すことに使うほうが、同じ時間で得点が動きます。勉強の進め方全体は「内科専門医試験・総合内科専門医試験の勉強法は何から始める?」で整理しています。
「間違えた問題の復習」を軸に置き、それに「頻出論点の最終確認」と「当日を想定した通し練習」を足します。この3つに時間を集中させます。
直前期の残り時間は、大きく次の3つに配分するのがおすすめです。
比率に決まりはありませんが、多くの人は「間違えた問題の復習」に最も時間を割くのが現実的です。新しい範囲に手を出したくなったら、「これは知っていたのに落とす論点か、それとも初めて見る論点か」を自問し、後者なら優先度を下げます。
覚えていれば取れるのに忘れやすい論点——診断基準・スコア・禁忌・ガイドライン改訂点——をリスト化して、直前に一気に見直します。知識の有無ではなく「思い出せるか」を確認するのが直前期です。
内科専門医試験・総合内科専門医試験では、疾患知識だけでなく、繰り返し問われやすい定番の論点があります。たとえば各疾患の診断基準やスコア(重症度分類など)、代表的な禁忌、近年のガイドライン改訂点、そして総合内科の領域では医療安全・統計やEBM・医療倫理・高齢者医療といった分野横断のテーマも頻出の傾向があります。これらは「知らない」より「知っていたのに思い出せない・うろ覚えだった」で落とすことが多い論点です。
直前期は、こうした論点を自分用のリストにまとめ、繰り返し目を通すのが効率的です。新しく覚えるのではなく、すでに一度学んだ知識を「本番で確実に引き出せる状態」にすることが目的です。ここは得意分野・専門分野であっても、意外と細部を忘れているので、油断せず確認します。
比重が大きい分野の苦手は、直前期でも取りこぼし防止の価値があります。ただし、直前期に一から作り込むのは間に合わないので、「基本論点だけ拾う」に割り切ります。
数か月前であれば苦手分野を一から底上げできますが、直前期にゼロから作り込むのは現実的ではありません。直前期の苦手分野対策は、「深く仕上げる」のではなく「基本的な頻出論点だけは落とさない」に目標を下げます。特に出題比重が大きい傾向のある分野(循環器・消化器・感染症・腎臓・内分泌など)は、苦手なまま基本論点まで落とすと失点がまとまるため、基本のところだけは押さえておきます。どの分野が自分の弱点かの見極め方は「総合内科専門医試験はどの分野から手を付ける?分野別の優先順位の考え方」で整理しています。
不安から手を広げるのが直前期の一番の落とし穴です。「新しいことを覚える」より「取れる問題を落とさない」に意識を戻すと、やることが定まって不安も落ち着きやすくなります。
直前期は、「まだ知らない論点があるのでは」という不安から、新しい教材に手を出したくなります。しかし、残り時間で新しい範囲を仕上げきるのは難しく、手を広げるほど「どれも中途半端」という焦りが増えます。不安を感じたときこそ、「今日やるのは、知らないことを増やすことではなく、取れる問題を確実に取れるようにすることだ」と意識を戻すのが有効です。やることが「間違えた問題の復習」に定まっていると、際限のない不安に飲まれにくくなります。体調管理と睡眠も、直前期の実力を出し切るためには勉強と同じくらい大切です。
直前期の勉強の軸は「間違えた問題の復習」ですが、これを紙で管理していると、どの問題を間違えたかを探すだけで時間を取られます。NaikaQuest は分野別に解答結果を記録するため、自分がどの分野・どの論点で間違えやすいかが可視化され、そこに集中して戻れます。しかも、同じ論点を別角度の5択問題で解き直せるので、「たまたま覚えていた」ではなく「どう問われても答えられる」状態に近づけます。直前期に狙いたい「知っていたのに落とす論点をなくす」に、ちょうど噛み合います。
また、スマホから1日3問(無料プラン)で回せるので、当直の合間や移動中といったスキマ時間で、苦手分野の基本論点を繰り返し確認する使い方に向いています。既存の過去問題集やセルフトレーニング問題を置き換えるものではなく、それらで学んだ知識を、直前期に反復して定着させるための補助ツールです。
無料で1日3問・カード不要
ほかの記事は記事一覧からご覧いただけます。
「間違えた問題の復習」を軸に、「頻出論点の最終確認」と「当日を想定した通し練習」を足すのがおすすめです。直前期は新しい知識を広げるより、これまで積み上げた知識を確実に取れる形に仕上げる時期だからです。
おすすめしません。直前期に手を広げると、どれも中途半端なまま本番を迎えがちです。残り時間は、新しい論点を知ることより「知っていたのに間違えた論点」を潰すことに使うほうが、同じ時間で得点が動きます。
おおむね試験まで残り1か月〜2週間を指します。この時期は「知らない分野を減らす」段階を終え、「知っているのに落とす問題をなくす」段階に切り替わります。
診断基準・スコア・禁忌・ガイドライン改訂点など、覚えていれば取れるのに忘れやすい論点を自分用のリストにまとめ、直前に繰り返し目を通すのが効率的です。総合内科の領域では、医療安全・統計・倫理・高齢者医療といった分野横断のテーマも頻出の傾向があるため、あわせて確認します。
出題比重が大きい傾向のある分野の苦手は、直前期でも取りこぼし防止の価値があります。ただし一から作り込むのは間に合わないため、「基本的な頻出論点だけは落とさない」に目標を下げて割り切ります。
まとまった問題数を通しで解き、時間配分と「迷った問題は飛ばして進む」感覚を練習しておくと安心です。本番は長時間の集中力が要るため、知識だけでなく解き進め方に慣れておくことも直前期の準備の一つです。
不安から新しい教材に手を出すのは直前期の落とし穴です。「知らないことを増やす」より「取れる問題を落とさない」に意識を戻すと、やることが定まって不安も落ち着きやすくなります。体調管理と睡眠も、実力を出し切るために勉強と同じくらい大切です。
この記事を書いた人

総合内科専門医
総合内科専門医・循環器専門医として、二次救急、三次救急など急性期病院で救急診療・入院治療などを10年以上従事しています。NaikaQuestでは、内科専門医試験・総合内科専門医試験の対策を、単なる暗記ではなく「同じ論点を角度を変えて解ける力」に変えることを目指し、問題演習サービスを開発・運営しています。
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