問題文
72歳の男性.発熱と右腰背部痛のため入院した.尿培養で大腸菌が検出され,腎盂腎炎としてセフトリアキソンの静注を開始したところ,3日後には解熱し腰背部痛も消失した.しかし,投与8日目から再び39℃台の発熱が出現した. 既往歴:高血圧でアムロジピンを内服中. 現 症:意識清明.体温 39.2℃.脈拍 78/分,整.血圧 128/72 mmHg.全身状態は良好で,悪寒戦慄はない.皮疹,リンパ節腫脹,心雑音および肋骨脊柱角叩打痛を認めない. 検査所見:血液所見;白血球 7,200/μL(好酸球 9%),Hb 12.8 g/dL,血小板 22万/μL.血液生化学;AST 24 U/L,ALT 21 U/L,Cr 0.9 mg/dL.CRP 1.8 mg/dL(入院時 18.6 mg/dL).プロカルシトニン 0.08 ng/mL.再検した血液培養2セットと尿培養は陰性.腹部造影CTで腎周囲脂肪織濃度上昇は改善しており,新たな感染巣を認めない. 最も考えられる診断はどれか.1つ選べ.
症例から、考える。